ルブローレンの開発した、ダイカスト用新型油性離型剤・潤滑剤の優れた性能、6つの特長をご紹介します。
高温域でこそ、効果的に皮膜を形成
高温状態で離型剤の付着を阻害するライデンフロスト現象を抑制し、金型温度300℃以上の高温度域でも効果的に厚い皮膜を形成できます。
無駄のない付着が極少量塗布を可能に
金型温度200℃で約170~430倍*、350℃で約600~2300倍*の付着効率を実現。
塗布量を約1/30に削減しながら、6倍以上*の離型剤を付着できます。
さらに静電塗布を使用することで、20倍以上*もの離型剤を付着できます。
( * 水溶性離型剤とWFR-3R、WFR-3EC(静電塗布)の比較時)
熱疲労が少なく、金型寿命を延長
WFRをはじめとする油性離型剤には金型冷却機能がほとんどなく、温度勾配による熱応力の発生がほぼないため、金型寿命を約10~60倍*も延長します。 ( * 水溶性離型剤とWFR-3R、WFR-3EC(静電塗布)の比較時)
少ない量でも優れた摩擦特性を発揮
少量の塗布で優れた摩擦特性を発揮するため、多量に塗布する必要がありません。
離形剤の多量塗布によるコスト増や品質への悪影響を防ぎます。
極少量塗布でも高い焼付き抑制効果
優れた付着性能と低い摩擦抵抗によって、300℃以上まで安定した離形・潤滑性を確保し、焼付きを防ぎます。
離形性能だけではなく、安全性も追求
ダイカスト現場において離型剤が起因して起こり得る火災をシミュレーションし、火災発生の可能性が低いことを徹底的に検証しております。