ダイカスト用 静電塗布型 油性離型剤 WFR-ECシリーズ

従来のWFRシリーズに特殊な静電助剤を添加し、伝導性を付与することに成功。
ダイカストにおいて初めて静電塗布を可能にし、今まで付着させ難かった箇所へ離形剤被膜を形成することが可能になりました。

静電塗布の回り込み効果

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WFR-ECシリーズ ラインナップ

品番 推奨金型温度 特徴
WFR-7RN 150~430℃ 低温部での湯じわ、高温部での焼付き・カジリと金型温度ムラにおける相反する条件に対応するワイドレンジ品。静電塗布兼用。
WFR-7R 200~430℃ 極端な高温部の焼付き・カジリに対応した高温特化タイプ。エンジンブロックやミッションケースなど大型肉厚部品に対応。静電塗布兼用品。
WFR-73RN 130~410℃ WFR-7RNの低濃度タイプ。低濃度化することで付着過多による弊害を除外し、扱いやすくした汎用タイプ。
WFR-5EC 200~400℃ 耐圧・肉厚製品に対応し、380℃以上の部位のある金型への高温付着性に優れ、高い潤滑性・離型性を有する高温強化品。
WFR-53EC 180~380℃ WFR-5APの低濃度タイプ。付着過多によるオイルマーク、離型剤による湯じわを抑える商品。
WFR-3EC 150~350℃ 低温から350℃までの金型に適し、薄物から複雑形状まで対応できるバランスの取れたWFRシリーズの標準スペック。
WFR-33WE 130~330℃ 低濃度型WFR-33の付着性強化品。小型複雑形状の製品に対応。
WFR-33EC 130~330℃ 標準スペックであるWFR-3Rの低濃度タイプ。精密部品・薄物・筐体部品に対応。
WFR-0EC 130~320℃ WFR-3Rのノンシリコーンタイプ。高い潤滑性を有し、大型、肉厚の塗装・電磁シールド性を懸念される製品に対応。
WFR-03EC 110~250℃ WFR-0の低濃度タイプ。低温金型向きで、小型精密亜鉛・マグネシウム製品やコンピュータなどの弱電部品に対応。
WFR-M5EC 140~350℃ 大型マグネシウム部品用に開発した湯流れ・離型性強化タイプ。
WFR-M3EC 130~280℃ 小型、薄物マグネシウム部品用に開発したオイルマーク等の表面仕上げ性を重視した低濃度タイプ。

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